Asian Regional Conference on Safe Communities ㏌ Atsugi,アジア地域セーフコミュニティ会議厚木大会,セーフコミュニティ

Welcome Message
歓迎挨拶

小林 常良 厚木市長

 この度、厚木市において第9回アジア地域セーフコミュニティ会議厚木大会を開催することが決定し非常に嬉しく、また、アジア地域を代表して本大会を開催することに対して大変栄誉なことと感じております。

 「安心・安全なまちづくり」は、市政を運営するうえで最重要施策であり、市政を司る者にとっては永遠のテーマでもあります。 2008年に安心・安全なまちづくりの実現に向けてどのような対策を行うべきか模索する中で、市民協働で安心・安全な取組を推進していくセーフコミュニティに出会い、 これまで、市民の皆様とともにセーフコミュニティに取り組んできました。厚木市は、2010年にセーフコミュニティ認証を取得、2015年に再認証を取得するなど、 世界基準の安心・安全なまちづくりに向けて、一歩一歩、着実にあゆみを進めております。

 第9回アジア地域セーフコミュニティ会議厚木大会を開催する2018年は、厚木市がセーフコミュニティの取組を始めて10年という節目の年でもあります。 これまで、市民の皆様と育んできたセーフコミュニティの取組を更に発展させるため、セーフコミュニティ関係者、安心・安全に関する研究者、 活動者の皆様との学びや情報共有などを通し、安全向上に向けての知識、技術、情報などを収集し活用するとともに、厚木市が進めてきたセーフコミュニティの取組や成果を、 国内外で安心・安全なまちづくりを進めている方々に向けて広く情報発信してまいります。

 第9回アジア地域セーフコミュニティ会議厚木大会が参加される方々にとって有意義で、また、実のある大会となるよう、 厚木市一丸となって大会の企画・運営を進めてまいります。様々な視点から安心・安全について学び、考え、行動へと繋がる一助となることを心から期待しております。

神保 忠男 実行委員長

 第9回アジア地域セーフコミュニティ会議厚木大会が厚木市で開催する運びとなり、市民の代表として心より歓迎申しあげます。

 今、私たちの日常生活は、IT化や情報機器などの進化により、様々なサービスを享受できるようになり、大変便利になりました。一方で、凶悪な犯罪や悲惨な事故、集中豪雨や地震などの自然災害、テロ行為などを日常的にテレビや新聞等で目にし、私たちのごく身近な所でも起こりうる問題に、日々、不安や心配を抱えております。そういった中で、誰もが安心して暮らせるまちづくりのため、地域住民相互の自助・共助を最大限に活かして地域の課題解決に努め、公助が必要になった際には行政と速やかに連携していく仕組み作りが重要だと考えております。セーフコミュニティは、市民協働での活動を通し自助、共助、公助の構造を具現化するものであり、安心・安全なまちづくりを進めるうえで1つのシンボルになりうる取組であると実感しております。

 日本には「向こう3軒、両隣」という言葉があります。住んでいる地域住民が親しく付き合い、お互いに助け合うことで地域間に連帯感を生みだすという意味で、本市で取り組んでいるセーフコミュニティは、まさに取組そのものであり、地域ではこの精神で安心・安全な活動に取り組んできています。

 これまで、私は、安心・安全の活動を負う市民の1人として、セーフコミュニティに深く関わってきました。厚木市がセーフコミュニティの取組を始めて10年の節目の年に、本大会を開催できることを大変うれしく思っております。この大会に参加される全ての方に有意義でかつ実りの多い大会となりますよう最善を尽くしてまいります。

準教授 デイル・ハンソン(博士)
国際セーフコミュニティ認証センター センター長

 6秒ごとに世界のどこかで誰かがけがによって、突然、悲劇的な形で命を失っています。それは、年間580万人にものぼります!私たちは、自分たちの住むまちで、この必要のない苦しみを受け入れることはできませんし、受け入れるべきではありません。

 (一方で)私たちにできることはたくさんあるというのはうれしい知らせです。コミュニティレベルにおいて、私たちは自分たちの運命をコントロールできます。けがや犯罪によって引き起こされる苦しみを軽減させ、安全・ウェルビーイング・生産性を向上させることができます。

 しかし、それは簡単なことではありません。効果的に取組むためには、熱心な地域、国、そして国際的なネットワークが必要です。このネットワークによって社会資源を把握し、活性化し、活用します。そして、研究者(何をするべきかを知っている専門家)、実践者、行政(進め方の専門家)の知識や経験を融合させ、そのコミュニティ(自分たちにとって何が効果的なのかを知っている、という意味での専門家)自身が効果的な取組を展開するのです。

 私たちは、素晴らしいスタートを切りました。私たちの取組みが始まった1989年以来、これまで世界で約400のコミュニティ、1000万人を超える人々が、一コミュニティずつ私たちの「世界をより安全に住んで、働いて、遊べる場にしたい」というビジョンに参画してきたのです。

 本会議は、志ある仲間や友人と出会い、より安全な世界にむけたビジョンを共有し、互いに知識や経験を分ち合う素晴らしい機会です。あなたは、会議を後には、人生を変えるような取組にむけて改めて活力を得て、より効果的に取組みを進めるための力をえていることでしょう。

 救われた一つひとつの命、けがや暴力から救われた一人ひとりが大切なのです。コミュニティ、友人そして家族の命が失われることでできる「穴」が一つでも少なくなりますように・・・。

アミール・アジジ(博士)
アジア地域セーフコミュニティネットワーク 代表

 この度、日本国厚木市が第9回アジア地域セーフコミュニティ会議を主催することについて非常にうれしく思っております。これは、自治体、市民そして世界中からの参加者にとって素晴らしい機会となります。

 アジアにおいて、SCの概念に関する情報提供のニーズが高まるなか、アジア地域SCネットワークは、その要求にこたえるべく活動をしています。そのなかで、アジアにおける個人、コミュニティに対して門戸を開き、互いに協力し、アイデアを交わし、学びあうべく取組んでいます。

 このような努力のなかで、ネットワークのメンバーであるコミュニティはともに育ち、「生活し、働き、遊ぶ場として、より安全で、健康で、平和なまちへ」という共通の望みによってつながっています。

 そのため、この会議のテーマを、私たちの町を三助(自助、共助、公助)によって安全にすること、としています。このテーマのもと、さまざまな情報が私たちの日常がより安全なものにするための理解を深め、新たな学びを与えてくれると確信しています。

 本会議に加えて、文化的な側面として、第二回国際セーフコミュニティショートフィルムフェスティバル、第二回セーフコミュニティカートゥーン(漫画)フェスティバルのご案内ができることをうれしく思っています。

 今回の機会を通して、それぞれの経験や知識を共有し、素晴らしい機会を有意義なものにしていただくためにも、皆様方の積極的な参加を期待しています。